笠置山「里エリア」オープニングイベントに参加してきました!
2016/07/01
笠置山の新エリア、「里エリア」の公開イベントに参加してきました!参加者総数237名!こんなに大勢のクライマーが外に集まる所なんて初めて見ました。すごい人数だったにも関わらず地元の方々含め非常にスムーズな運営で受付、移動とストレスフリー。純粋にクライミングに集中して楽しむことが出来ました。
こうしたイベントに参加したのは初めてで、外岩の課題でみんなでセッションするのは想像以上に楽しかった。最近はSNSやyoutube等情報網が発達していて、よほど意図的に無視しないと事前情報なしに岩場の課題を登るのは難しいですが、今回は簡単な課題も難しい課題も参加者全員が手探り。探求の喜びは完登の喜びに勝るかもしれないですね。
新しく公開された「里エリア」は既存のエリアとくらべて低い場所にあり、さらに開けた場所が多いため冬でも温かそうです。やさしい課題や小ぶりな岩が多くて初心者の人も楽しめるエリア、もちろんシビレル課題もいっぱいあるので上級者も楽しめますよ!岩も比較的まとまっていて移動が少なくて済むのも嬉しいですね。トポは既に各地のジムで販売を開始したようですのでこの冬は是非登りに行ってみてください!
*新しく公開されたばかりのエリアですので登りこまれたエリアに比べるとまだホールド、岩が安定していない場所がありそうです。トライの際はくれぐれも気をつけて下さい。
笠置山の入山受付所の周辺に分散して駐車、コミュニティセンター前で受付。ブログ読んでますって声かけてもらったりして嬉しい。音楽フェス的に手首に紙のバンドを巻いて受付完了。参加賞も新しい里エリアのトポをはじめステッカーやシューズ袋など色々。
参加者は軽トラとミニバンでピストン輸送。1人1枚ぐらいの勢いでマット持ってるから人数に対して荷物の量が凄い。このピストン輸送も無線でやりとりをしながらで非常にスムーズでした。
新しく公開されたエリアが登れるだけではなく、トポと一緒に渡された「宝の地図」に載っている課題を一番に完登するとお宝GETというイベントを開催。お宝課題も優しいものから難しい物まで様々で、うちらは抜け目なく牡丹岩にあったお宝3つゲット!
その後は各地でセッションをしつつエリアをうろつくも岩が多すぎてとても全部見るどころか道上エリアBの全容を把握するので精一杯でした。道上エリアAは林に囲まれた岩が多いのですが、道上エリアBは日当たりがいいのでこれからの季節も暖かそう。
お宝の数は全部で100以上!多くの人がお宝GETしてました。あわわはMUSASHIのreprenishをゲット。非常に楽しいイベントでした。これだけの人数が集まるイベントの運営はとてつもなく大変だったかと思いますが、笠置クライミングクラブの皆様、地元の皆様、協賛企業の皆様はじめイベントの運営に関わった全ての方に感謝です。
月曜日も休みにしていたので翌日も里エリア!入り口から一番近い常磐岩でアップ、と思いきやチッペが気合のトライで「常磐(初段)」を完登。気迫あふれるトライで鳥肌物でした。ムーブ探りの時は苦労していたパートも本番ではあっさり通過、あまりに凄いトライにみんな言葉を失ってました。
その後はイベント当日に触ったものの時間不足で消化不良だったペンギン岩へ。みんなのお目当ては「皇帝ペンギン(初段)」。非常にバランシーな課題で不安定な体勢からの遠い1手が核心です。あっさり出来そうな雰囲気で舐めてかかったら全然繋げられず、一旦お昼寝タイムを挟んで気合い入れなおしてのトライでようやく完登。心がフワフワしてたら登れるものも登れませんね。
その後チッペが粘りに粘って核心を気迫でねじ伏せて完登。ほんとにこの日はチッペが輝いてたなー。
ペンギン岩のトポには初段と3級の2本のラインがあるのですが、初段のスタートからの直登もなんだか登れそうな気がする、とやりはじめたら意外と面白くみんなで仲良く完登。右のカンテを使わないという限定が入ってしまうのが残念ですが3級ぐらいで色んな人が楽しめる課題です。「イワトビペンギン(3級)」と命名してKCCに報告しましたが、もしかして初登?だとしたら嬉しい。
ペンギン岩で一緒になった方と結局日が暮れるまで一緒に登って満喫の一日になりました。非常に楽しかったです。ありがとうございました(^O^)