第7回スポーツクライミング東京選手権に出場した。 その1
2021年度 第7回スポーツクライミング東京選手権大会に出場しました。
土曜日ボルダー、日曜日リードの2連戦!
まずはこの状況下で大会を開催してくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
僕自身として大会に出場するのはもういつぶり!?と思って調べたら2020年2月にアオロクの2周年記念コンペ(ボルダー)に出場してました。意外と最近。その前はあれかな、2019年の秋ぐらい?にやってたクライミングバム横浜店のペンタスロンかな。そして例年出場している2019年春?の東京選手権大会。
そう考えると2020年がコロナで1年空いちゃっただけで意外と出場してますね。半年に1回ぐらいなんかしら出ているみたい。
コンペって楽しいですよね。いや、楽しいことばっかりではないのだけれど、トータルとして楽しいというか、コンペに向けて準備している時間も楽しいし、なんかちょっと食事とか我慢してるのも楽しいし、出場する前の日の夜とかドキドキする感じとか、当日の朝のザワッとしそうな心を必死で鎮めて、大会の登る瞬間までエネルギーためていく感じとか、アップしてるときの動作がいちいちかっこよく見えたりする感じとか、アップを終えて、いざ登り始めるまでの少し持て余す時間とか、とかとかとかとか。
あー楽しい!!コンペ出たい!!!(笑
2019年までは例年4月〜5月は東京都選手権大会に出場する、と決めていたのであまり迷わずに出場していたのだけれど、今年の大会は出場するかどうか本当に悩みました。
理由は大きく3つあって
1つ目は自分がこの半年ほど、全く自分の限界を押し上げるような努力ができていないこと。日常生活がクライミングと共にあるのでホールドを全く触らない日はほぼ無いし、筋トレ的に体を動かす事も週単位で見ればやらない日はないのだけれど、それだって歩かない日はない、ぐらいの話で上達につながるようなレベルの事はほぼできていなかったし、意識的にもそういう段階まで上がっていかない日々をすごしていました。
指導する立場でみんなにあれこれ言っている僕がこんな事い言うのもなんだけど、やっぱり自分の限界を越えていくための努力をする、その努力をするための心構えだったり準備を整える本当に大変な事で、すごく疲れるし、怪我のリスクも増えるし、翌日疲れ果てて仕事になんなかったりするし、予め予定していた日に思ったような体調を作れなかったり差し込みの仕事が入ったり、、、と強い強い意思と周りの環境から固めておかないと僕なんかはすぐにフラフラっとトレーニングしない選択をしてしまうこともしばしば・・。
って感じで日々言い訳の塊になってしまっていた自分を舞台の上で皆に晒す覚悟が有るのか!?という感じで自問自答していました。みんなが眩しく見えちゃう感じ。
2つ目は誰にとっても久しぶりの公式戦!特にコンペに出たくて出たくてうずうずしている選手たちにとっては待望の大会のはず。そんなみんなが出たくて出たくてたまらない大会のうちの1枠を覚悟も準備もできていない自分が取っていいのか?と思った事。
まぁ、自分に準備があればそんな事全く思わずエントリーから勝負は始まってるよね!といち早くエントリーしてしまうので、出ない言い訳づくりの一つのようにも思えてしまうけれど・・・w
3つ目はただでさえのぼコンのぼコンとレッスン数が減ってしまっている中でさらに減らしてしまっていいのか!?という事。これは本当に本当に悩みました。今の自分の根幹を作っているのはやはり人に教えるという部分で、その最も大切な生徒さん達との時間を大会に使っていいのかと。
でも、やっぱり自分もクライマーとして成長していきたい。限界のその先の景色を見ることを、見ようとする気持ちをなくしたくない。そうしてチャレンジしている姿勢を見てもらうこともまた指導者としての仕事だよね!!!とこちらは前向きに自分に言い訳(笑
そんなこんなで悩みに悩みましたが、悩んでいるうちにやっぱり僕も本気で登りたい、成長し続けたい、という気持ちを自分のなかにしっかりと確認できたので出場する事を決めました。
ようやくここまで書いた、これ投稿しないと闇に葬られそうだからとりあえず投稿しちゃう!
このままの勢いで書くと3部構成ぐらいになりそうです(笑い