自分で考え、自分で決めろ
ご多分にもれず高校生ぐらい?の頃にエヴァにハマって何度も見た。
映画も楽しみにはしているのだけれど、さすがに最近あの「逃げちゃだめだ」に共感できなくなってきたり、もう映画がテレビの頃のストーリー建てと全然違ってしまってついていけなくなってしまっていたりして多分映画館には見に行かないだろうと思っている。
逃げちゃだめだ、に共感できなくなった僕は
逃げちゃだめだ、に共感していた僕に比べて何が変わったのだろうか。
自分で仕事をするようになってから、「逃げ」て寝たところ翌朝何も進んでいないというごくごく当たり前の事実を何度も突きつけられ、その結果「逃げ」ても仕方がない事があることを学んのだろうか。
会社に勤めていた時だって、ジムで働いていた時だって、そもそも学校に通っていた頃からそんなのは何度も痛感していると思うのだけれど、そういう事に諦観する時期、年齢になってきたということか。
歯磨きも毎晩ようやくするようになったし。
表題のセリフはアニメで何話目だったかは忘れてしまったけれど、加持さんがシンジくんに向かってスイカに水をやりながら言うセリフ。
わりと最後の方ですごい強い使徒が攻めてきた時だったと思う。
「俺はこうしてスイカに水をやることしか出来ないけれど、君には君にしか出来ない、君になら出来ることがあるんじゃないか。」
「誰も君に強要はしない、自分で考え、自分で決めろ」
とてもとても好きな言葉。
思い出しながら書いてるから細かいところは違っているかもしれないけれど。
なにかをした結果は自分のもの。何かをしなかった結果も自分のもの。
その時に人のせいにしたくない。
考えても変えられない事は考えないようにしている。
例えば過去の事なんかを「もし**だったら」とか「もしあの時こうしていたら」とか。
いや、すごい考えちゃうからこそ、こんなルールを自分に課す必要が出ているんだけれど。
そんな後悔ともつかない思いが山のように積もり積もって身動きできなくなるから、そんな山なんか無かったことにして、全部自分の中に飲み込んだようなふりをして生きている。
ああ、久しぶりに書いたらなんだか少しスッキリした。
どこまでリスクを負うのか、そんなことは自分で考え、自分で決めること。
山でも、岩でもそうだし、もちろん人生だってそう。