boulder PUMP2 sport

PUMP2 持久トレデー

2008年の5月にボルダリングを初めて10月ぐらいまで熱中したものの9月の八ヶ岳登山の下山中に痛めた膝の痛みと冬の寒さで段々登るのが億劫になって11月ぐらいからフェードアウト、2009年の4月とかにペキペキで登り始めて再開。そこから一気にクライミング仲間が出来て外に連れていってもらって飲んで騒いでトレーニングして1週間以上登らなかった日なんて無いぐらいの勢いで今に至る。ようやく4年目に突入という感じだけど、まだたった3年しか登ってない。

クライマー的な視点で迎える梅雨も今回で4回目。最初の1年なんて天候にほとんど関係なく毎週のように御岳に向かっていたというのに春の岩場、夏の岩場、秋の岩場、冬の岩場、石灰岩花崗岩凝灰岩安山岩砂岩チャートと経験してついに僕も夏の岩場なんて登れたもんじゃない、って思うようになってしまった。

そんなわけで今年の夏はスポーツクライミングとしてはトレーニングに打ち込もうと思う。毎週末の天気にハラハラする日々ともおさらばだ。

天気を気にしなくていいし日がくれても関係ないのでがっつり寝坊して夕方からパン2へ。そしたら猛烈に混んでいてリードエリアなんて海水浴場みたいになってた。とても短いインターバルで登れる状況じゃなかったので切り替えてボルダーをした。4級でポロポロ落ちたり3級がスタート出来なかったり2級が簡単に登れたり2段が登れそうに見えたりしているうちにリードエリアが空いてきたので19時ぐらいから持久トレ。

ボルダーをしているときはいまいち体が動かせてない感じだったけど、リードをするときにいつものようにルートを頭に叩き込んだら一気に集中できて良い登りが出来た。ボルダーでもリードと同じように1本の課題ときちんと向きあって1トライの価値を高めるべきだ。何度でもトライ出来る、落ちたらもう1度やればいいなんて思っちゃうからつい漫然とトライしがち。

ボルダーの常連さんに強くなったねー、2級サクっと登ってたでしょ、って言われて凄く嬉しかった。その時に気がついたのが新たに設定された課題に対して4級、3級はやたら難しくなっている、と考えていたのに2級は簡単目だな、なんて思っていたこと。これはその課題に対峙する気持ちの差なんだろう。4級、3級なんて登れて当たり前。2級や1級は登れないかもしれないから全力で登らなきゃいけない。そんな気持ちでトライしているんだと思う。これはとても良くないことだ。自分の体の動きに全力で向きあえば10級の課題からだって学ぶことは無限にあるはず。アップからクールダウンまで、自分の体に集中することを忘れずに。

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