WCL観戦＆スペインツアー その2 ワールドカップ観戦2日目(決勝)
さて、いよいよWCL Kranj2013も二日目、決勝です！
が、その前に僕達観戦組は待望の岩場！に行ってきました。
Kranjから車で1時間半、アプローチ10分のOspの岩場のミシャペチというエリアです。
こちらは次の記事で詳しく触れますね。
ではワールドカップ決勝の様子をレポート！
見てください、この会場を埋め尽くす人！座り席だけじゃなくて周りの通路まで立ち見も続出です！
選手が登場して一斉にオブザベ。
この数人が一緒になってオブザベする様がカッコイイですよね。
憧れます。
僕は昨年のMammut Climbing Competition(スクウェアクライミングセンターで開催)でヤヨと一緒にオブザベしているところを撮ってもらいましたが、やっぱり良いですね。もっと撮ってください（笑 あ、撮ってもらうためには決勝に出なければ・・・・。
いよいよスタート！
決勝の順番は準決勝の結果と逆の順番（順位が下の人が決勝で最初）で登ります。
大会によっては男女交互に登るのですが、Kranjでは男子が全員登った後に女子の決勝がスタートでした。
男子の一人目に登場したのはアダム・オンドラ！
なんだか、観客に手を降ったりして決勝に出ているメンバーの中で最もリラックスしていたような。登りはいきなり最終面に到達！若干余裕が合ったように見えましたが完登はならずにフォール。
最終面に到達出来ない選手が続きアダムの優勝か・・・？
と思われた中やってくれましたヤコブ・シューベルト！
最終面までばっちり到達して暫定1位に！
いよいよ安間佐千登場！！
準決勝が終了した時点でワールドカップリード年間優勝が決定（年間2位のヤコブとのポイント差的に仮にヤコブが優勝してもポイント差が埋まらないため）、二連覇が確定！準決勝よりはリラックスして登る事が出来たのではないでしょうか。
ギリギリの戦いを制して最終面まで到達するもヤコブ、アダムには届かず暫定3位。
緊迫した空気の中ミン・ヒュンビン！
そしてラモン・ジュリアン！
両者とも最終面には到達出来ず、順位が決定！
続いて女子の決勝戦です。
こちらも熱戦が繰り広げられました！
決勝3番手で登場した小田桃花さん。
難しそうな箇所を勢い良く突破して最終面に突入！暫定1位です！
数名が登った後、野口さん登場！
小田さんに続いて最終面に突入！したものの小田さんに一歩及ばず暫定2位！
そして迎えるラスト2名。
最近のワールドカップでは常に優勝争いを繰り広げる
ミナ・マルコビッチ。
そしてキム・ジャイン。
両名とも余裕のある登りで最大の核心の直前まで到達するもそこからの1手がなかなか出ない・・・・。意を決して手を出したもののフォール。なんと女子は日本人がワンツーフィニッシュ！素晴らしい戦いでした。
IFSC World Cup Lead Kranj 2013 Womenの表彰！
IFSC World Cup Lead Kranj 2013 Menの表彰！
IFSC World Cup Lead 2013年間の表彰！Sachi Amma Wins!!
日本人史上初？のワールドカップリード2連覇！素晴らしい強さです。
こちらは女子のオーバーオール（ボルダーとリードのランキング合計）。ここにも日本人女子2名が！
そして男子のオーバーオール。
なんかこう時間の都合なのかお国柄なのか、日本で行われるこの手の表彰式と比べると淡々と進行していて見ている方としても助かる感じでした。個人的に表彰状の中身を読み上げるのっていらないと思うんですよね（笑
今年はなんとナショナルチームとしても日本が優勝！千葉さんお疲れ様でした。
自分もスクールメンバーということで記念写真に混ぜてもらっちゃいました。
その後は遅い夕食を食べながら軽く祝勝会。いやー、楽しかったー！
この場で戦いたいという思いがより強くなりました。
僕も頑張るぞー
次の記事はミシャペチの岩場でのクライミングについて！