2017冬プチ四国ボルダーツアー boulder 愛媛県某所
四国プチロックトリップday2(愛媛某所 積層の滴・エンハンサー・夢の通路)
2018/01/12
今回の旅程
day1 HG渓谷 「ハイボルテージ 二段」
day2 愛媛某所 「積層の滴 二段」・「エンハンサー 1級」・「夢の通路 初段」
day3 徳島某所 「追憶 三段」・「星霜 初段」・「老衰 二段」・「ホフマンフェイス 二段」
day4 高知黒潮ボルダー 「松風 1級」
day2
栄養補給もばっちり、ホテルのベッドで快適に眠れて回復もバッチリ、さらには朝風呂きめてアップもバッチリ!という事で2日目はお待ちかね「積層の滴」!!
昨日と同じく石槌山ハイウェイオアシスでgesu_oyaji、アンディー、そして今回初対面のtoryuman、tom.star.miと合流。
いきなりおやつの手作りクッキーが支給され感激。おいしかったです。ごちそうさまでした。
うねる山道を乗り越えて愛媛県某所着。
広い河原に突然出現する大ハング。かっこよすぎる。
そしてこの岩をバシッと頂点まで登りきる「積層の滴 二段」!
登りたい!
この岩には他に「エンハンサー 1級」「夢の通路 初段」「龍脈 三段」という課題があるそうで、中でも「エンハンサー」は岩登研究所の所長さん初登の1本だとか。これまた面白そうなラインで食指が動きます。
早速エンハンサーから!といきたい気持ちをぐっとこらえて、メンタルをしっかりアップすべく岩の左側にある何級とも知れないラインをじっくりと。
基本的にホールドはガバに見える。ただツルッと光る滑りそうなスタンス、ガバ過ぎて崩壊しそうなホールド、そして単純に高い。
ちょっと手を進めては降りる作業を繰り返す。
およそ2/3のムーブが固まった所で意を決して上部に突入。無事トップアウト。
このツアー初のトップアウトはそれほど難しくも無く名前も知らないラインでしたが、怖さと向き合い、1つずつ自分で未知の部分を解決していく事はとても楽しかった。これが楽しいんだよなぁ。
心と体の準備が完了したのでまずは「エンハンサー 1級」へ!
ちょっとスタートでもじるもののアップを終えた体が気持ちよく動いて数トライでリップに到達。しかしこのリップが全然しっくり来ず撤退。
そういえば昨日もそんな事いいながら1級敗退してましたね。。。
いやいや今日は大丈夫と言いながら我慢しきれず積層の滴にトライ開始!
ホールドを確認してトライ開始。数手進むだけであっという間に飛び降りるのもちょっと怖い高さに。
今回僕が登りたがった課題の中でgesu_oyaji氏が唯一完登していない課題という事で一緒にセッション。お互いに1手ずつ確実にすすめていく。
アンディーはこんな高い課題絶対イヤだと登らない宣言。
toryuman、tom.star.miはエンハンサー狙い。
マットの数に限りがあるのでエンハンサータイムと積層タイムを区切って交互にトライ。
徐々に上がっていく高度。何度も飛び降りて着地が上達。スポッターもマット運びが迅速に。
これはもう意を決して最後のパートに突入するしか無い。
と心に決めた1トライ目は高度更新出来ず撤退。
そしてセカンドトライ。
迷った末に見出した足位置がばっちりはまってラストパートに突入!
下は全て任せて上部に集中。
リップに手を出していいのか一瞬悩むも振り切ってGO。ちょっと甘い!がなんとか持ちこたえて完登。
皆さんがいたお陰で最後の1手を出すことが出来ました。
ありがとうございます。完登出来て超嬉しいです。
マット位置を調整してくれていたり、僕がリップ中途半端に止めた時に動揺が走ったりとスポッターに注目して見てみるとまた面白いです。
その後は「夢の通路 初段」を登ろうとして全く違うラインで突破したり、「龍脈 三段」のラインに目星をつけてやり始めてから動画を確認したら全然違うラインだったりしたけどこの岩を満喫。
そうそう、昼過ぎから合流だったイケチャンが怒涛の打ち込みで「積層の滴 二段」を気合の完登。自分が登るよりスポットしてる方が緊張しますね(笑
下降時の飛び移りが実は結構怖い。
そしてtom.star.miも完全に自動化しきって超安定の登りで「エンハンサー 1級」を完登
おめでとうございます(^O^)/
最後はボリューム満点の中華料理屋で〆。
チャーハン絶品でした。
積層の滴 二段 完登
エンハンサー 1級 完登
夢の通路 初段 完登?
day3 へつづく。