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ここ1週間行った減量の記録(63kg to 59kg)

「自分は人の数倍あせをかく」
それは活発に動き回っていた小学生時代、あまり動かなくなった中高、ひきこもった大学時代、普通の会社員時代、クライマーな今と全く変わることなく持ち続けてきた認識だ。何度か、水分摂取が先か汗をかくのが先か、と思い水分摂取を控えてみたことがあったが今まで全て特に変化はない、という結論に落ち着いていた。

ところが、先週の木曜日伊東スクールに出たときの事だ。同じスクールの生徒の方から物凄く汗をかくことを指摘され、いつものように「昔から・・・」という話をしたところ、その方の旦那さんは長距離を走ったりする方だそうで、ジムでの平日のクライミング程度なら汗もかかないし水分補給もしないとのこと。少しずつでも気を付けたら徐々に体質が変わっていくのではないか、と言われたことがきっかけで再度実験を行い自分の体質を少しでも改善出来ないか挑戦することにしました。

ついでに行った減量の方の成果(平均63kgが59kgに)が出たのでタイトルは減量としています。

まずは最近の一日の食事を振り返ります。
飲み物 2L〜2.5L(主に水 他はオレンジジュース、レッドブル、コーヒー)
朝(コンビニパスタかパン)
昼(ホットでりの1食詰め放題)
晩(クライミング後の飲み会)
間食(チョコ、菓子パン他)
改めて書きだすと体重が減少傾向にあったのが不思議なぐらいの幸せライフですね。

この水分摂取を減らしてみる、というのが実験内容ですが、せっかくなので食事制限も行って減量しちゃおうと思います。
飲み物 1L(主に水かお茶)
朝(フルーツグラノーラ with 豆乳)
 バナナ1本
昼(オリジン弁当で400円を目安)
 リンゴ1個
 バナナ1本
晩(無し or ごく少量の野菜や果物 クライミング後の飲みであれば翌日に影響しない範囲でビール自由
間食 無し
これで一日の摂取カロリーも半分以下(今まで摂り過ぎなんです)だし水分も半分以下になるでしょう。
(加えて、クライミング中はBCAA、クライミング・トレーニング後にプロテイン等を摂取しています)

※会社までの1時間の徒歩でどの程度汗をかくのかを体感ではありますが発汗量のサンプルとします。
※実験前の体重が62〜64kgです。実験前の体重はたまに計っていた僕の感覚によるものです。
※実験の前半はきちんと体重計に載っていません「水分摂取を控えると汗をかかなくなるのか」という実験ですから。

1日目(金曜日)
 ガム等を使って飲み物を摂取しすぎない事を意識。今まで飲んでいたタイミングがいかに多いか、そして我慢可能なものであるのかがわかってびっくり。飲む際にもがぶ飲みではなく一度口の中で遊ばせてからゆっくりと少量を飲み込むように意識しました。
 せっかく歩くなら朝だけではなく昼休みも歩いたらいいのでは?と思いついて朝50分昼40分の歩行に切り替え。朝が荷物付きで50分約6km、昼は坂を意識的に選択しておそらく6km程度ではないでしょうか。

2日目(土曜日)
 朝、昼は理想的に動けていたものの夜ラーメンを食べてしまいました。珍しくクライミングはせず2時間程度歩きまわりました。

3日目(日曜日)
 前日の夜から小川山入り。食べ物はなるべくパンではなくおにぎり、唐揚げではなくサラダとカロリーが少なめのものを意識。

4日目(月曜日)
 歩行時の負荷が低いので調子にのって鞄にアンクルウェイトを計7kg仕込む。朝は会社に行く前に梅ヶ丘駅前の白鯨整骨院へ。距離は近いと思っていたら鞄が重くて結構時間がかかってしまいました。整骨院から会社まで歩くつもりだったのですが、気力が萎えたので行きは電車です。負荷が変わったり歩く距離が変わったら発汗量のサンプルとして不適切という指摘は受け入れません。
 朝の負荷が低かったので昼は30分ほどランニング。会社で昼に着替えて出発するので周囲の目が気になりますが、汗かいたままでいるよりはましなので気がつかないふりをします。
 夜はクライミング後に1杯だけ、と言いながら4杯ぐらいビール。1杯だけが1杯だけで済んだ事例を僕は知らない。食事はほとんど取らず、豆腐&セロリ&キャベツぐらい。夜家に帰ってから測ったら62.3kg。

5日目(火曜日)
 負荷付きで歩くのは結構しんどくて会社まで40分でいけそうなペースだったのが50分〜1時間に低下。しかも鞄が思いので首の辺りが凝ります。でも会社に着くころにはそれほど重いと感じ無くなっているのが面白い。山でも歩くのが調子出てくると重さをさほど感じ無くなりますよね。9時頃になると急に気温が上がってきますが、6時台はそれほど気温も高くなくて快適。昼は40分ほど歩いて、前日発見した公園でちょっと懸垂。

6日目(水曜日)
 負荷にも少しなれてきて、余裕が出てきたので昼は少し走る。さらに何故かやる気に満ち溢れていたので家までも歩いて帰ったところ、さすがに疲労困憊。登山中に一日の行程を終えてテント貼り終わった時のような「もう歩きたくない!」という状態に。今計ったら体重すごいことになってるんじゃないか、とふと思い立って体重計に乗ったらなんとまさかの58.35kg。ちなみにリュックしょって計ったら74.5kgでした(帰りに買った食料が色々入っている)。想像以上に減ってしまっていたのであわててバナナや水分を補給して59kgに。
 久しぶりにスクール以外でパンプ2に行く予定だったので、既にヘロヘロですが頑張って向かう。体重軽いからめっちゃ登れるぞ!と思っていたらボルダーでのアップで腕がだるくなる始末。とはいえ40分かけてしっかりアップした後 ツナミ緑■12a 黄色棒(ルーフ)12a 白■12b タワー茶■11aを約20分インターバルで登り、12aは各1テン、12bはグダグダトップアウト、11aは傾斜が緩くなる面でテンションとそれなりに登れました。
 普段は帰ってきてからは食べないのですが、さすがにこの状態はやり過ぎたと思いやみつきキャベツとフルーツをあてにしてビール850ml補給。

7日目(木曜日)
 朝起きて計ったら59.8kg。少し体重が戻ったので安心して出発。前日の枯渇状態は炭水化物の取らなすぎによるグリコーゲン不足だと思われるので朝を少し多め、昼はおにぎり1個追加&水分もお茶、スポーツ飲料で1.3Lほど摂取。前日の反省から昼は我慢して歩くのみ、帰り道はバスを利用。
 スクール開始直後の体重が服を着た状態で60kgジャスト。200ml程スポーツ飲料を摂取して家についてから計ったら58.7kg。
 前日と比べて非常に体が軽く、持久的なトレーニングにも関わらずそれほどつらいと感じずにやり切ることが出来ました。さすがに最後の筋トレで追い込まれたら若干気持ち悪いぐらい疲れましたが、減量中じゃなくてもあの量こなすと気持ち悪くなるので変わらず。この体調に意図的に持ってくることが出来ればコンペや外岩などで成果を出し易いのではないかと思います。
 前日との違いは
・炭水化物をとった
・日中の運動量を減らした
・睡眠時間を多めにとった(6時間)
 事ですが、昨日は体を使いきってしまった、という感じだったので帰り道に15kg背負って50分歩いたのがクライミング前の負荷として高すぎただけじゃないかという気もします。

そして現在体重59kg。見た目に体から余分な部分が減ってきたような気がしますし体調的にも問題ないのでもうしばらく様子を見ながら実験を続けます。

ちなみに、発汗量に関しては減るどころか増えたんじゃないかという疑惑があるのと、常に少し暑いような感じがあります(常に運動してるから体が活発なだけか?)。また、夕方ぐらいになると口の中の乾きがひどくてしゃべるのが少しめんどくさくなりますね。いったい僕の体はどこまで汗かくんでしょうか・・・。

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