sport 台湾旅行2012 龍洞 Long Dong

台湾 バースデークライミングトリップ

あわわからの誕生日祝いで台湾にクライミング旅行に行って来ました!色々ハプニング含みでしたがフルフル楽しめて良かった。ありがとう!

お互いにサプライズ旅行をプレゼントするのが恒例みたいになっていて、去年は韓国でした。旅行なので当然最低限の登る道具(シューズとチョークだけ)は当然荷物にいれていて、現地で「ジムで登りたい」と言ったらすごく嫌な顔をされましたねー。懐かしい。

今年は最寄りのジムから外岩へのアプローチからトポまで予め準備してあって最高に楽しかったです。ほんとに感謝です。

NPもあるしスポートも、と言われていたので全部持って出発。荷物の重さがヤバイです。預ける時だけ引き取ってもらってギリギリ20kg。



EVA航空はキティちゃんフェアの最中なのかこれでもかとキティちゃん押しです。ちなみにトイレの紙もキティちゃんでした。


台桃園空港に到着したらHISのバスに乗せられて一路台北のホテルへ。楽で良いですが、ひたすらにしゃべりまくって押しの強いガイドと悪路にノックアウトされて車酔いでぐったり。


無事にホテルに到着。受付の人はみんな日本語ペラペラ。ほとんど海外にいると意識せずに済みますね。



カシューナッツと牛肉 カシューナッツが凄くおいしかった!


空芯菜の炒め物。こいつさえいなければ・・・・!

その日はホテルから歩いていける台湾料理のレストランへ。ほとんど中華料理なんですが、味付けがちょっとあっさり目で美味しい。そのお店は日本人の観光客ばっかりでしたねー。レストランまでの道中に屋台なども見かけたのですが、ちょっと僕の胃腸は一撃でKOされそうな予感がするので興味はありますが手出しはせず。

2日目

外で登るぞー!ということで地下鉄とバスで移動して龍洞港へ。
なんかやたらと寒いし道路がガタガタでバスが揺れるし運転も荒いしでいいかげんグッタリした頃到着。約1時間です。
乗車した時にクライミングシューズがバッグに刺さってる人を見かけてきになっていたのですが、やっぱり目的地は同じみたい。


バス停から階段を降りて右に曲がってしばらく歩くと


こんな看板が。なんか凄く登ることを認められてる感じがして羨ましい。

一緒にバスから降りたクライマーのパートナーが遅刻するらしく一緒に登ることに。
現地のクライマーと交流出来るとかめちゃくちゃ楽しいですね!

バス停から最も近いSchool Gateというエリアでアップ。
これは5.10aぐらいだよ、と言われたルートが実は11cだったりして危険満載。おそらく限定して11cのルートなんでしょうね、すぐ横に顕著なクラックが走っていて、それを使えば簡単だ、とのことでした。

とりあえずほんとに簡単なルートを登ってアップ。
OS 5.10b Plausible

1本しか登ってないのですが、移動する雰囲気になったので次のエリアへ。
写真を見た通りずーっと重く雲が立ち込めていて、時折雨も、というか付いてすぐにぱらつき始めて途中からは完全に降ってました。


こんなところを越えたり


こんなギリギリのところを抜けると

Long Laneというエリアに。
ここは上部が少しせり出しているので多少の雨でも大丈夫。


さらに谷間になっている部分はほとんど濡れずに登ることができました。

ここでは以下の2本を登りました。
OS 5.11b Reach for the Sky
OS 5.11a Fear Only Fear Itself

あ、他にもちょこちょこ登ったな。
かなり疲労感があってぐったりしてたんですが、まだまだ時間はお昼すぎ。うーん、へんだなー、と思いつつあまりに体調が悪い感じなので残念ながらここで切り上げることに。

帰り道は完全に雨のなかバス停へ。1時間に1本ぐらいしかバスが来ないうえに始発駅からの出発時間しかわからない(何時にそのバス停にくるのかは予想するしかない)ので交代でぐったりしつつバスを待つ。無事にバスを確保してからはお互い口も聞けないほどぐったりして終点の台北へ。目的地が終点でほんとに良かった。

ひーひー言いながら地下鉄を乗り継いでホテルに到着。食事を摂る元気は無かったので残りの力を振り絞ってコンビニに行ってポカリとコーラを購入。あとはアワワが持ってきていた行動食に助けられました。

上から下から大洪水になりながらそのまま翌日の昼過ぎまで24時間近く寝こむはめに。
一緒に食事をしたアワワも体調を崩したのでおそらく食べ物だと思うんですが、少なくとも僕は空芯菜が全く消化出来てなかった様子でした。(汚い話ですいません)

3日目
本当はこの日も外で登るつもりだったのですが、もう全く動く気力が沸かなかったので昼過ぎまで寝込んでました。
そして起きたら寝すぎたのかぎっくり腰気味に(*_*)
こりゃ完全に登るの無理だーってことでアワワ念願の観光に。

台北ではこんなプリペイドカードを買って地下鉄に乗ります。なんか毎回買うよりお得らしいです。コンビニでの決済にも使えるので便利ですね。使い終わったら駅員さんに声をかけると入ってるお金も全部戻ってきます。そもそも地下鉄がめちゃくちゃ安いのにプリペイドで割引されていつでも全額返ってくるって凄い便利ですねー。

地下鉄を乗り継いでティンダイフォンへ。日本にもたくさんお店があるみたいですが、どうやら本店とのこと。
僕はいまいちチェーンの飲食店の本店に行きたいテンションはわからないのですが、非常に沢山の人で混み合ってました。あとでジムで知り合った現地クライマーもティンダイフォンは最高だ!みたいなテンションだったので地元の人も沢山利用するみたいですね。

もうこんな感じ。僕達は30分ほど待って中に入ることが出来ました。


相変わらず体調が悪い僕。


本店の小籠包!


実食です!


最高だぜ!


似たようなやつがまた来ました。


この間僕はお腹にダメージを受けるのが怖くて見てるだけ。
「食べればいいのに(・ω<)」って顔してますね。


熱さにやられてしまえ!


チャーハン。


続いて台北101へ。でっかいですねー。


目的地はここの展望台!だったのですが、どうやら整理券制度らしく、しばらく先の時間でした。ここも凄い行列でした。


こんな感じで高級そうなお店が軒を連ねています。
1時間半ほどあり、僕は依然体調が悪いので一度ホテルに戻ってから出直しました。


lol にしか見えないと噂の台北101のイメージキャラクター。そういえば名前とかあるんかな?


夜景は綺麗でしたが、やっぱり天気が悪いみたいで見晴は良くないですねー。


ただ「登るの禁止」って書いてあるだけなんですが、no climbingって書かれたり 禁止登攀 って書かれたりするとなんか面白い。


ちょっと復活してきたのでとりあえず近場のクライミングジムへ!
ここは台北101から歩いて5分程度。総合スポーツ施設の7階がボルダリングできるようになっているのです!


1Fの受付でお金を払ってから7Fに向かいます。


こんな感じで色々入ってる施設。クライミングがこうした施設の1画にあるのは羨ましいですね。


じゃじゃーん。
写真だとかなり高く見えますが、天井高はそれほど高くないです。


見たことあるキャラが!強さの説明がわかりやすいですね。

僕たちが来た時はほとんど5級程度までしか登れない人たち、3級ぐらいにチャレンジしている語学留学生のごつい白人二人組ぐらいしかいなくてかったのですが、ロッキーTシャツを着ていて、ゆーじさんのサイン入りチョークバッグを持ったひと目でそれとわかる背中をした人があとからやってきました。
ずーっと気になってたんですが、いまいち話しかける勇気が沸かず、テープ課題にも飽きて自分で課題を作り始めたらむこうから話しかけてくれました!


彼の名前はRoger。やっぱり今年の8月?に行われたロッキーのコンペに出場したことがあるとのこと!一気に盛り上がってお互いに課題を作ってセッション。ちょうど同じぐらいの強さで凄く楽しめました。彼の彼女はクライマーではないらしく、僕とRogerの盛り上がりにポカーンとした感じだったのですが、笑顔が可愛くてふにゃふにゃ喋ってて可愛かったです(笑

あまり食欲が無いのでその後は考えてなかったのですが、Rogerの紹介で近くにあるというIce Monsterへ!
Ice Monsterというのはフルーツもりもりのかき氷屋さんですね。

思ったより遠くてあわわがもう歩くのが嫌になってきた頃に。。。


ありました!


すごく綺麗な店内!


そしてお目当てのかき氷!


裏面はこんな。

日本のかき氷と違って氷にも味がついていて、フルーティーで最後まで僕も美味しくつまむ事ができました。
心配していたお腹もどうやら登ったらだいぶ復活した様子。

翌日の出発が6時だったのでさっさとホテルに戻って就寝。

4日目
ホテルまでツアーバスが迎えに来てくれて一路空港へ。
やっぱり車は気持ち悪くなる・・・。すっかり車酔いするようになってしまいました。


11月半ばなのに早くも立派なクリスマスツリーが!


帰りもキティーちゃん押し。


お疲れ様でした。

今回の旅行は非常に学ぶところが大きかった。
・自分の口に入るものにもっと注意すること。
 消化に悪いものがある可能性が高いのはわかっていたのに全くきにかけていなかった。
・十分なタンパク質を摂ってこその回復だということ。
 1日外で4本ぐらい登っただけなのに翌日の夕方ジムで登っている時に指皮が回復しておらずヒリヒリした。おそらく食あたりのせいで全然体に栄養が入ってない上にもっと必要な場所に栄養がまわされてしまって、指皮の回復まで手がまわらなかったんだと思う。
・大きな怪我をしたら5年後のワールドカップなんて絶望的だということ。
 今まで全く登れなくなるような大きな怪我をしたことが無かったので、なんとなくこのまま順調に成長を続ければ、なんて考えていたけれど、油断すればすぐにでも目標を諦めざるを得ない状態になるという事がはっきりと理解できた。それぐらい全てを気にしてもなお届かない可能性の高い目標なんだから、全部を気にしなきゃダメだ。

というわけで実りの多い旅行でした。
企画してくれてありがとう!

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