2013 BASE CAMP competition ROCK FESTIVAL
ベースキャンプROCK FESTIVAL2013
随分時間が経ってしまいましたが7月13日にベースキャンプで開催された「ROCK FESTIVAL 2013」というリードのコンペに参加してきました。
リードの草コンペとしては国内最大級の規模のコンペだと思います。
去年も参加しましたが、何故かちゃんと記事を書いておらずコチラにちょろっと・・・
(8月ダイジェスト)
今年は一番上のオープンクラスで参加しました。
これからは全て一番上のクラスで戦う、と決めていたのでそこは悩まなかったのですが、
後で発表されたエントリーリストを見ると・・・完全にジャパンカップ決勝メンツ+アルファ!
メンツが凄すぎてそこに自分が混じっている事に若干焦りがありますね(笑
結果はというとジャパンカップ後のヘタった自分がやる気が出てから数日で最高の調子を取り戻せるはずもなく散々でした。
予選の課題は5.13aと5.13dの2本。
どちらも自分のベストを発揮しないと勝負することすら叶わないグレードです。
自分が調子を落としてしまった原因は
ジャパンカップ後に仕事に集中が移ってしまい、しっかりとトレーニングができていなかった。
クライミングに集中出来ていなかった事が原因です。
調子を崩していたので結果が悪いだろうことはある程度覚悟していたし、納得出来ます。
ただ、結果が悪いだけじゃなくて今回は内容も悪かった。
「予選に2本ルートがあったとすると、1本目はガチガチで2本目は開き直ってわりと良い登りが出来るということ。」
これを改善しようとここ数回のコンペではとても意識していて、改善の手応えもありました。
そのちょっとだけの改善の手応えに驕って、今回はなんの意識もせずにコンペに向かってしまい、いきなり登り始めてしまった。
結局すぐに焦ってテンパッてフォールしてしまいました。
これは本当に良くないことだった。
純粋に登る能力は短期間で一気にアップすることは基本的にはあり得ないと思ってます。
ただ、メンタル的な部分は違うはず。
もちろん経験からじっくり成長していくしかない部分もあると思いますが、
基本的には意識を変えることで短期間での変化が出しやすい部分、成長しやすい部分だと思います。
僕は急速に成長しなければならない。
クライミング能力も
コンペティターとして大会で戦う能力も
大会に合わせてコンディショニングする力も
色々な要素をどんどん高めていかなければならない。
良い感触を重ねていかないとならない。
落ちてる暇なんか無い。
大会後にキタムーに面と向かって「悲しい」と言われたことは凄く響いた。
でもそういう事を言ってくれるパートナーが居ることがとてもありがたい。
クライミングを頑張るためにはお金も時間も必要だ。
お金を手に入れるには仕事を頑張る必要がある。
どちらにも時間と体力が必要で、
両方頑張るには大きな大きな意思の力が必要だ。
倒れない範囲で、なんてことは思わない。
もちろん倒れてしまったら本末転倒だけど、
それを厭わないぐらいのつもりで行くからこそ出来る事がきっとある。