伊東スクール5の4
今日は中野島で伊東スクール。早く行くことが出来たのでじっくり一時間アップとストレッチをしてから参加することが出来ました。ちょっとやりすぎて前腕が疲れてしまった感じがありますが…
今日のテーマはカウンターバランスのムーブ(下半身から腰まで)でした。
ストレッチ中に何故カウンターて登ると正対よりも楽なのか、という質問をいきなりヒデさんから投げかけられ、順番に答えて行ったのですが、みんな改めて考え始めると混乱してしまって頭の周りにハテナが飛び交ってました。
骨格で巻き込むように引き付けることが出来るため、筋力を使わずに大きな力を出す事が出来る、というのがヒデさんの答えで足から腰、肩までの連動が力を生む、というスポーツの基本的な話をしました。
ボクシングとか柔道とかを例に出しながら膝が入って腰が回って肩が回転すること、実際に体を動かしながらだと分かりやすいですね。
特にかぶった壁を登る時に有効で垂壁だと正対引き付けが必要な事が多く、リーチの差が出やすいですが、かぶった壁で大きく体で巻き込むことでリーチの差をなくす事が出来るそうです。
言われると「そんな事分かってたよー、出来てるよー」って思ってしまうのですが練習を始める前に「太田さんは膝が入っても腰があまり入ってなくて普段出来てないですよ」と釘を刺されてしまいました。考えてる事がばれた(笑
まずはトップロープで簡単な課題で練習。練習を意識するとなんとなく出来るのですが、ゆっくり登るから10aなのに凄い腕が張る。それでも徐々にスムーズに出来るようになりました。
トップロープで4本練習した後はリードで3本。タワー10b、小ツナミ10c、小ツナミ11aと登ったのですがルーフになると途端に腕で引くようになってしまいうまく出来ず、11aに至ってはかなりの本気レストをしてしまいました。「12aを登れる人は11aでムーブの練習を出来るようにならないと」と言われてしまいました。
ここで休憩を挟んで後半戦。ムーブの事はいったん忘れて本気トライ。僕は奥壁白棒12aにトライ。しかし、前半からかなり緊張したムーブを強いられて中程でテンション。2本目も少し伸びたもののほぼ同じ高度でテンション。
ツナミばかりじゃなくて同時に薄かぶりもやってかないとですね!と言われ今日は課題がいろいろと明らかになったレッスンでした。
とりあえず薄かぶりですぐに肘が上がってしまっているので脇を締めて肩で抑えにいかないムーブを強く意識していきたいと思います。そういえば最近そんな登り方ばっかりしてる気がする。
ポイント
カウンターで登る時に膝だけでなく腰、肩を意識する
薄かぶりの12aをトライして行く
肘が上がらないように、肩があがらないように意識する