メモ

OSもしたいし便数少なくRPもしたい

OSトライは勿論したいけれど、オンサイトできなかった時はRPまでのトライ数はなるべく減らしたい、と思っている。

ただ、それにはジレンマがある。

OSトライは事前に考えたムーブとその場の処理を組み合わせて行けるところまで全力で行く。力尽きるか後戻り出来ない一手をミスしたらフォールする。

RPはムーブを精査してなるべくエネルギーを消耗しない最適解を見つけ出し、ゴールを目指す。

OSトライに失敗した時点では大抵の場合ある程度の高度にいる。そのため多少無理をしたような箇所も既に抜けてしまっているためフォールした以降の箇所でないとムーブの精査が出来ない。(もちろん一度下がれば良いのだが、岩場では待っている人がいる可能性もあるし、ビレイヤーもいて自分1人ではないのだから過度にするべきではないと考えている)

結果として2便目のトライではフォールした以降のムーブは解決しているものの下部のムーブが洗練されておらず結局RP出来ない事がある。(登れる場合もあるけれど、それは自分の実力との差が大きいか運良く効率的なムーブが最初から選択されていたんだろう)

そうするとまたある程度の高度までいってしまっているので下部のムーブが精査出来なくて…というループに陥る。

鳳来でクラショー(5.12c)をトライした時がまさにこんな感じで結局初日の4便は全てほぼOSトライ、2日目にようやく人のトライをじっくり見てムーブをものにしてRPと凄くトライ回数が多くなってしまった。

逆に小川山のとろろ(5.12a)は2便のほぼOSトライの後にムーブが綺麗なお2人ののトライを見る事ができたので3便で落とす事ができた。

2便目を諦めてムーブ探り便にして3便目にRPを目指すのが確実だとは思うし、既にムーブが固まっている(探り終わっている)人のムーブを盗めばRPが早まるとは思うけれど、それではクライミングの楽しみが失われているような気がする。
とはいえ、一つの課題に何週間も費やす事は(少なくとも今の時点では)自分の成長のために良くないと思うし。

やっぱり2便目までは基本的に自分の力での突破を目指す、それで無理なら探るなり見るなりして最短を目指す。というのが僕にとっては良いかな。

-メモ