パンプ2 士別れて三日なれば刮目して相待すべし
某てつさんのブログタイトルでもありますが、ここしばらく一緒に登ってなかったきたむーに誘ってもらって昨日は久しぶりのインターバルトレーニング&筋トレ。久しぶりに見たきたむーは服の上からでもわかる背中の盛り上がりと登りのキレで圧倒してくれました。来年のジャパンカップが楽しみだなー。とか自分のことはさておきワクワクしちゃいます。
トレーニングの周期的に4ヶ月に1回は調子上がってきたなー、っていうタイミングがあるんだけど、そうなってくると「あのルートRPしたいな」「あ、小川山のあれが手をつけっぱなしだった」とか考え始めて、そうなると「週末本気トライなんだから疲れを残さないように」とかやりたいことばっかりやり始めて筋トレや地味なトレーニングを怠りがち。週明けも週末の本気トライの疲れが残ってるからあんまり追い込めなかったりして平日は流しでしか登らない、筋トレも思いついた時にしかやらないループに突入する。
そうするとしばらくして「あれ?調子落ちてきちゃったかな??」ってなってきて、気がつくとかなりフィジカルが弱くなっちゃっていて、ついこの前まであの課題(ルート)なんて楽勝だったのにー!!!!っていう現象が起きる。
よく考えてみると僕は毎シーズンこの現象と戦ってる気がする。
答えは簡単。本気の1本だけ登ってもトレーニングとしての負荷が低すぎるってことだ。本気のグレードになればなるほど本数は減るしインターバルは伸びるし休憩が必要になる。そのために集中する時間も必要だし。結果として負荷が下がって体がなまっていく。それでも、体の劣化よりも慣れて負荷が下がる比率の方が高い間は落とせなかった1本が登れたり限界グレードの1本の手数が伸びたりする。
そのうち慣れもなくなり体の劣化が進むと所謂1テン地獄とかいう状態(僕はこの状態がレッドポイント間近な状態だとは思えないので完登へのアプローチを変える必要があると思っている)に突入したり、久しぶりにジムで本気グレードにトライしたら全く登れない、なんてことになる。
わかっちゃいるけど、登れるようになってきた時にどんどんフレッシュな体で限界グレードにトライしたい、あの快感を得たい!っていう欲求って何者にも代えがたいものがありますよね。っていうかその瞬間のためにトレーニングしてきたんだよ!っていう。それでもせめてその好調を維持する程度には体に刺激を入れていかないとその次のステップアップを目指すときに落ちすぎちゃってて大変ですね。
というわけで久しぶりにトレーニング的な登りをして体に良い刺激が入ったので今週末はカリスマをサクッとRPすべく頑張ります。最初からOSとか狙わずに少ない数でのRPを狙って行きたいから情報集めまくって動画見まくっていこう。