雪に覆われた小川山・瑞牆
2016/07/01
飛び飛びの休みがばっちり雨と噛み合ってしまいなかなか小川山に行くことが出来ず、もう一度静かの海にトライしたい!という思いが高まる日々。天気予報的に悪いのはわかっていたのですが、ひと目、1トライだけでも出来ないものかと小川山へ。
中央高速に乗ると小淵沢から先にチェーン規制。諏訪周辺は降雪のため通行止め。八王子で降りて御岳に転戦を考えるも諦めきれずにそのまま直進。ICを降り、振り続ける雨は高度が上がると雪へとかわる。
真っ白な雪に覆われた駐車場、森、岩。
雪山を登る装備を持っていない自分に違和感を覚えるような景色。
とても綺麗で久しぶりに雪山への思いが高まった。
面白いもので、川上村には全く雪は積もっておらず廻り目平キャンプ場への坂を登り始めた途端に雪道に変わった。そしてまた坂を降りて開けてくると雪は雨へと変わる。ちょうど境界線。
瑞牆も絶望的だから温泉入って帰るかなー、なんて思いつつtwitterに投稿したら大反響で瑞牆の状況も!というリクエストがあったので信州峠を抜けて瑞牆へ。信州峠もそれなりに雪が積もってました。
瑞牆も同じような状況で田畑が広がっているところでは積雪も無く、空からは水が落ちてくる。それが一歩林の中に入ると雪が舞い散り始め、不動滝への分岐のあたりから路面が雪に覆われ始める。
上の駐車場は何故か全く雪が積もっていなかったけれど、広場は真っ白。こちらも雪山の様相を呈していた。
廻り目平キャンプ場の駐車場にも何故か1台車が止まっていたんだけれど、こちらも皇帝岩の所の駐車場に車が1台。
インドラも今シーズン中に!と思っていた課題だったので折角だから阿修羅の岩まで上がろうかと思ったけれど、あまりの寒さに断念。手近な皇帝岩で妥協した。雪に覆われた静かな森の中に鎮座する皇帝岩はとてもとてもかっこ良くてこれが見れたことで遠路はるばる来た事が報われたような気がした。
雪をはらって登る人もいるらしい、とクライミングを始めた当時耳にしたような覚えがあるけれど、僕にはとてもそんな気合が無いので小川山瑞牆のシーズンは終了。今年もお世話になりました。来年もっと強くなって登りに来ます。