城山でリキッドフィンガー(5.13d)トライ中
自分のクライミングのためのとても久しぶりに年始に城山に行きました。このブログの記録が確かなら2013年3月4日辺りにリキッドフィンガーにトライ(城山 リキッドフィンガートライ中)をして以来、城山には来ていなかったみたいです。(ここまで書いてから思い出したけど2016年の春先?に撮影のために一度来てますが、その時はクライミングと言えるほどのものはせず)
元々アクセスもそれほど悪くなく、岩場からの眺めもとても気持ちがよくて大好きな岩場の一つだったのですが、12台へのトライが一段落して以来足が遠のいてしまっていました。2013年当時の僕には何度か打ち込んだからといってリキッドフィンガー 5.13dが登れるイメージはとても湧かなかったんですね。
今回のきっかけは昨年の年末に外岩講習のために城山に行ったことでした。生徒さんのご厚意で講習の合間にリキッドフィンガーを触らせてもらい、当時全く出来る気がしなかったムーブがあれ?これなんとかなるんじゃない?と思えたというのと、伊豆縦貫道が東名からほぼ伊豆長岡までつながって下道を走るストレスが無くなり、東京からのアクセスが30分近く短くなったという事。
これが久しぶりに自分の心に火をつけてくれました。
さらに言うともうひとつ嬉しい出来事があって、同難度の課題にチャレンジする高い志を持った人と出会うことが出来たんです。こんな事を言うと職業上良くないかもしれませんが、僕の実力は非常に中途半端です。トップクライマーやそれに準ずるレベルの人たちには遠く及ばず、さりとて一般的なクライミング愛好家と比べたらやはり自分の方が遥かに実力が上です。同レベルでかつ向上心を保ち趣向が似ていて、さらには休みのタイミングや狙っている課題が一致する人、となるともう、四つ葉のクローバーを探すような話になってしまうわけで・・・。
あ、仕事の話を一応フォローしておくとそれまでスポーツに打ち込んだ経験も無いままに25歳になった大人がそこからクライミングを初めてここまでこれたという事は自分の大きなセールスポイントだと思っていますし、1年で初段や5.13を登るような能力がなかったからこそわかることが沢山あると思っています。
というわけで話を元に戻すと、そんなこれからしばらく色々な岩場でご一緒できそうな人に出会えた事も心に灯った炎を燃え上がらせる事に一役も二役も買ってくれました。というわけでくれぐれも腰の無理はされませぬよう・・・(笑
今のところ昨年の講習の時に1回、年始に1/1 2トライ、1/2 3トライ、1/27 3トライ、1/28 3トライという所でしょうか。毎回ぶら下がっては結構核心の練習しているのでトライ数の記録なんてほとんど意味ないですけれどねー。
正月に触った時はなんとなくできそうな気がする!だけで全然繋がる気配が無かったのですが、1/27,28のトライはトライ毎に確度が上がってきていて、最終トライではピンチを安定して取る所まで至る事が出来ました。
こんな事を書くとガンジャの二の舞いになりそうな気がするんですが、きっとピンチとめて足上げてガバとりに行く所で止めきれずに1回、大魔王に合流してから最後のガストンを止めに行く所で1回落ちるんだろうなー。よし、この悪魔の予言に負けないように、頑張れ未来の俺!