boulder メモ 御岳

続・デッド・エンド岩 岩清掃してきました

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少し前の話(2016年11月4日)になってしまうのですが、当ブログの記事(デッド・エンド岩の現状共有と御岳で登る皆さんへのお願い)がきっかけでJFAの井上D助さんに声をかけていただき、デッド・エンド岩の清掃をお手伝いしてきました。

声をかけてもらって掃除の実施までなんと1週間というD助さんの行動力!素晴らし!

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到着直後のデッド・エンド岩。朝方まで雨が降っていて岩はしっとりと濡れていました。こんな日には誰もいないだろうしお掃除日和!と思っていたら少なくとも2組のクライマーが待ち合わせの駐車場から忍者岩方面に。みんな凄いなー。

清掃手段はポータブル高圧洗浄機。御岳の岩質、ポータブルのためそれほど威力は高くないという事で削れる心配は無いでしょうとの事でした。「高圧洗浄機」なので当然水が大量に必要なのですが、異物があると目詰まりを起こして高圧洗浄機が使えなくなってしまうため、真横を流れる川の水を使うことが出来ず、発電所の駐車場から幾つかのタンクに水を詰め込んでえっちらおっちら現地に運びます(笑)

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実際の掃除風景はこんな感じ。細かい目までチョークが詰まっていたので上から徐々にしたに向かって掃除していきます。

ざーっと全体舐めればチョークがぱぱっと落ちてすぐなんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。

ところがどっこい、岩は微妙な凹凸、細かい溝があって決して表面が平坦なわけではないんですね。そして水は勢い良く発射すると非常に固くなります。ということは、勢い良く発射した先端が当たった部分しかキレイにならないのです。ほんのちょっとずれただけで溝の中にチョークが残ってしまうんですね。

なのでちまちまと狭い面積をくまなく掃除して移動、の繰り返し。さらに皆が使いまくってるホールドの部分は形が複雑なのでさらに丁寧に色んな方向から掃除します。

一番すごかったのはやはりスタートのアンダー部分でした。洗っても洗っても後から後から白い水が滴り落ちてきます。

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そんなこんなで3時間ほど格闘したところ、すっかりキレイになりました!仕上げはハンディブロワーである程度乾かして完了!やっぱり岩がキレイだと気持ちがいいですね。

僕はクライミングを初めたのが遅いのでクライミングエリアとして情報があるような場所でチョークがついていない岩なんてほとんど見たことが無くて、「チョークが少しついてたほうがカッコイイじゃん」なんて思ってましたが、チョークが雨だれで岩にこびりついているのは流石に汚いというか、登攀意欲が削がれるというか、かっこ悪い。

こうしてJFAが岩場を見守ってくれているわけなんですが、だからといって汚くしても良いなんていう話にはせず、自分たちが遊ぶ場所ぐらい自分たちでなるべくきれいな状態を保って明日来る誰かのために、これからクライミングを初める人たちのためにみんなが気持ちよく登れるようにしたいですね。

ちょっと面倒くさくても「チョーク=すべり止め」という説明ではなくて、手の湿気を抑えるためのものですよ、ホールドに塗るものじゃないんですよ、っていうのを広めたいなーなんて思いました。でもP◯9とかはもう滑り止めって公言してるし、そもそも元からロジン入りで滑りにくくしているものもあるし、どんどんそうした状況も変わっていってしまうんでしょうけれど・・・。

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