boulder competition マーブー

[climbing] BLoC第四戦 マーブー ミドル

2009/11/28

待ちに待ったBLoC第四戦、武蔵村山にあるマーブーというジムでのコンペ。
東京から向かうと結構かかる(実は1時間ぐらいでいけた)ので、所沢に誕生したペッペ家に前泊させてもらっての挑戦。
泊めてもらった事で凄く良かったなー、と思ったのが壁に対するテンションがキープどころか上向きになってジムに向かえたこと。

金曜の夜に放送された「日本を変える100人」という平山ユージが出演した番組を録画してあってテンションうなぎのぼり。
朝から山野井夫妻の「白夜の大岩壁に挑む~クライマー山野井夫妻~」を見てさらに大興奮。

ジムに到着した時は早く着きすぎてまだ準備も途中だったり。最初は知ってる人誰もいないんじゃないかと思ってたけれど、徐々に集まってくる中には荻パンで良く見かけてスゲー、と思ってる人がいたりして場違いなところにきちゃったかなー、とか緊張してた。

でも、いつも通りに体少し動かして、ストレッチして、課題に向き合ってオブザベを始めたら不思議なほど落ち着くことが出来た。

今回のコンペは予選はセッション方式で、課題10本にボーナスポイント各1箇所。ボーナスポイントの獲得数と課題のクリア数で競う。ボーナスポイントっていうのは、課題の途中に設置されているホールドで、ボーナスホールドの基準はわからないけれど、終了点よりも何手か手前に設定されていて、そのホールドを保持するとボーナスゲットとなる。もしくは、完登すればボーナスも取ったことになる。

スロースターターな自分には珍しく、この日は最初から調子が良くて、前半で安定して6本、後半3本落として9登。
後半戦は最後に一つ残ったカチカチ課題に5人ぐらいで延々取り付いてて、これみんなで結託して休憩に当ててたら決勝もっと頑張れたんじゃないの、という感じ。でもこの打ち込む感じがイイ。

結局、予選完登の2人+最後取り付いてた5人が決勝進出して7人での決勝戦。ミドルはそれぐらい実力伯仲してた。実力が伯仲してる奴らと登るのは本当に面白い。ずーっと、腕が続く限り登っていたくなる。

決勝は3本の課題が設定されていて、ベルトコンベア方式というシステムだった。課題はスラブとどっかぶりと100度と130度の壁の角にそれぞれ一つ。スラブ→どっかぶり→角の順で登ることが決まっていて、持ち時間は各4分+課題と課題の間に4分の休憩。選手は次から次から休み無く登って、途中は3課題全部に選手が取り付いてる状態になる。

どの課題も落とせる気がした(実際にコンペの後にトライしたら2回ぐらいのトライで落とせた)にも関わらず、スラブを落としてからはどの課題にも全く歯が立たず、3個目の課題で運良くボーナスがとれただけだった。多分、疲れてたのもあるんだろうけれど、緊張で力の調整が出来てなかったのが一番大きいと思う。これからコンペにトライしていくにあたっての課題はメンタルコントロールだなー。


最終的に、ミドルの3位になることが出来た(詳細な結果はこちら)。
クライミングを始めて初の入賞。物凄く嬉しいんだけど、同時に凄くふがいないなー、と思う。優勝した人達と、まだまだ差があると思うけれど今回の決勝での動きを見る限りでそれほど負けてないように思えた。

来年の目標はオープンで戦えるようになることだな!

自分のことばかり書いてしまったけれど、この日はオープンの女子も同時に行われていて、写真はオープン女子の表彰式。
ちびっこめちゃ強い。強い女の子っていいよね。見ていて色々沸いて来る。負けたくないって気持ちとか、尊敬の気持ちとか、驚きとか、色々。勝負できそうなレベルに見えるってのもあるのかなー。
オープンの男子とか、いつかは!って思うけど今はとても一緒にセッションできるとは思えないもんねw

記事を見てコメントする | 友だちに紹介する

-boulder, competition, マーブー
-, , ,