boulder competition SCC新潟 sport

[competition] MAMMUT Climbing Competition 2010 新潟大会


リードのコンペに参加してみたかったので遠路はるばる新潟までコンペに参加しに行ってきました。さすがに新潟は遠かった。

金曜日の夜一度仮眠をしてから2時頃に自宅を出発して一路新潟へ。途中のSAで一度仮眠をはさんでジムに一番近そうなコンビニについたのが6時半でした。コンビニに到着して一番驚いたのが、iPhoneがしばしば圏外になること。新潟駅からそれほど離れていない場所にも関わらずこの体たらく、ソフトバンクやばいです。

8時半から受付開始。ジムに到着すると大きなマムートのマンモス(小澤信太さんはマンモ君って言ってた)がお出迎え。テンションあがります!

大きく開いている入り口の方に人だかりがあったのでエントリーの列かと思ったら出張マムートショップでした。5割6割当たり前、各種ロープ半額以下、男女ジャケットが1万、フリースが6千円とかそんな感じ。っサンプル品ていう箱はもっと安い感じでした。もうコンペもそこそこにそっちでの商品確保に必死。冒頭の写真はその戦利品です。賞品とかじゃないです。

Aconcagua Jaket Men ¥26.250
Gravity Fooded Down Jacket ¥38,850
DRYtech 3L Orion Jaket ¥31,500
Extreme Ultralight 28L ¥27,330
Passion 10mm*60m ¥23,100
を購入して¥35,000と驚異的な安さ。浜松でもやらないかなー。

さて、話をコンペに戻すと今回はマムートカップでは初のボルダリングとリードの複合とのこと。ボルダーは2面各クラス8課題が設定してあって、マスター・エキスパートグループとミドル・オープングループがそれぞれトライ。1回45分の入れ替え制でした。リードは2本のフラッシング。

ボルダーは片方がどっかぶりのルーフ、片方は垂壁と110度ぐらいの壁となっていたのですが、どっかぶり側はほぼ全ての課題が重なっているため一人ずつしかトライする事が出来ずトライ回数核心のオンサイトしないと点数が稼げないという苦手な形式でした。トライ回数稼げないと体あったまらないし焦るしで全然登れないのです。

ただ、僕が苦手かどうかはおいておいても50人近い選手が1人ずつしかトライ出来なくて、4課題あるのに4便出せた人が稀というのはさすがに如何なものかと思います。

結局ボルダーは3完3ボーナスで15人中7位でした。

続いてリードです。リードはフラッシング方式なので選手全員が見守る中スタッフによるデモンストレーションが行われます。そのデモを見てからエントリーナンバー順にトライでした。1課題目はちょいかぶりの課題でめちゃくちゃパンプしてしまって半分以下で落、2課題目は比較的リラックスして登ることが出来、最終クリップ直前まで進むもクリップできず落。1課題目は12位、2課題目は6位でした。

順位決定の方法はボルダー、リード1、リード2の各順位を足していき、少ないほうがトップという形でした。僕は全然優勝とか関われなかったから関係ないんだけど、ちょっとボルダーとリードの比重が微妙かな、と思う。文句ばっかり言ってるみたいになっちゃうんだけど、ボルダーが完登8点、ボーナス1点っていう点数がついたみたいにリードも点数にしてその総計を競う、みたいな形に出来ないのかな。

僕がライバル視している波田悠貴君(13歳)はボルダーこそ4位だったものの、リードは2本とも完登して貫禄の1位優勝。さすがです。賞品も非常に豪華で優勝選手は各グレードGOREプロシェルのジャケットとロープ、でっかいマンモ君人形と他っていう感じだった!いいな!さらにオープンの優勝者はエクストリームジャケットもらっててこれも垂涎(笑

今後に活かしていきたい点として、
・遠くのコンペは必ず前泊してちゃんとホテルで寝よう。
・コンペが始まる前にスタッフに仕組みを聞いてその時に応じた戦略で動こう
・たとえどんな餌がぶら下がっててもアップはきちんとしよう(何しに行ってるんだっていう話
っていうコンペの前準備みたいなものと
・リラックスして登れるグレードをあげよう(リード)
という事を強く感じた。

特にリラックスして登れるグレードを上げるのはリードのコンペに出る上では必須。1課題目でガバ持ってるのにどんどんパンプしてきて緊張やべぇ!って言ってたら小学生に「ガバのほうが力んじゃうからパンプしやすい、 力加減が難しいよ!」って教えてもらった。納得。
ユースの子たちはほとんど俺よりクライミング歴長いから話を聞いてると得るものが多すぎて楽しい。 この子達と勝負出来るようになりたいな。

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