[climbing] 伊東スクール3の6
いよいよ6回目となり折り返し地点。
ツナミの壁が5月初旬頃にホールド替え(ルート変更?)という噂なので、現在目標にしている12cのリミットは実質1ヶ月半程度。体をツナミに最適化してムーブをこのルートに最適化してRPを狙って行きたいと思います。
この日は自分のトライをビデオに撮って見る、そして自分で自分の問題点を指摘する、というビデオクリニックでした。前日あまり眠れなかったのでちょっと体のキレや集中力はいまいちな感じでした。
軽く2本アップした後にタワーの茶■(11a)を登るところを撮影してもらう。
登っている最中の違和感としては
・妙に緊張している
・丁寧に登ろうとしすぎて足の踏み変えが多い
・緊張からか変な手順で登ったりしている
・手がジワッと汗ばむ
という感じ。
ビデオを見て思ったことは
・想像していたより余裕無さそうに登っている(本気トライ寄りの登りに見える)
・無駄な足の踏み変えが多い
という感じ。
そこでヒデさんにお願いして同じ面にある黄棒(10c)も撮影してもらうことに
登っている最中の感想は
・やっぱり妙に緊張している(さっきよりはまし
・足の踏み変えが多い(たまに手順が頭から抜ける)
ビデオを見て思ったことは
・11aに比べると随分余裕がある登りに見える
・足の踏み変えが多くていつもと手順が違う箇所があるように思う
・足で立ち上がって登っているように見えるのでそこは良い
と言う感じ。
この後目標ルートも撮影するという話だったのでその前に体をほぐすべくさらに2ルート(100度の10aと10c)をリード。動きがぎこちない時は登りこんだ易しいルートに戻って動きを確認です。僕の場合はヒデさんがお手本として見せてくれる時の1つ1つの動作を少し大げさに、あとはムーブとムーブのつなぎで一瞬停止する登り方をイメージすると体が動いてくるようなきがします。(それだけ集中して登っているからかも)
その後ツナミで順番待ちをしてピンクX(12c)にトライ。このルートはまだパート毎にテンションをかけながらしかトライしたことがないので、実質初の本気トライです。
結果からいうと、登れなかったのはもちろんなのですが、グランドしかけてしまいビデオ撮影とかそれどころではありませんでした。
一番大きな原因としては「ビレイヤーとの意思の疎通が足りなかった」事です。
僕がこのルートをトライする場合、前半に少しランナウトが長くなる部分が2箇所出てきます。
1つ目は最下部のルーフを抜けて左にトラバースする部分。
2つ目は上記トラバース後に5手ほど直上する部分。
どちらもクリップポイントまでのホールドが良くないのであまり余裕がないクライミングになります。
こうした本気トライでかつ危険を認識している場合は予めビレイヤーに伝えておく、そのパートに突入する前にビレイヤーに声をかける、といった危険予備が必要で、今回それを行っていなかったのです。
前日にもあわやグランドという事があったので、これを機に改めて簡単に怪我をする、練習においても命を危険に晒しているスポーツなのだということを強く認識していきたいと思います。
他にも教えてもらったビレイのポイント
・女性をビレイする場合は落ちた時にグッと引くのではなく、まっすぐ立っている状態から引っ張られて1歩前に進んでから止まるぐらいが調度良い(もちろん状況次第です)
スクールが終わった後にヒデさんにビレイしてもらって改めてRP目標の本気トライ。
核心部に入るたびに「ムーブに集中していいですよ!」とか「どうぞ!」とか言ってくれるのがとても心強くて、安心してトライすることが出来ました。僕も人を安心させられるビレイが出来るようになるべく頑張りたいです。
トライの結果はツナミの上部、傾斜が緩くなる地点まではノーテンで到達。この後がホールドも甘くなってきて悪いのですが、ともあれ2/3程をノーテンで行くことが出来たというのは残りの時間を考えると非常に嬉しいです。練習の成果が出てきてますね。
その後は長物(楽)を1分インターバルで6回(4回目で終了点1手前保持失敗)
懸垂広めを1分インターバルで8回*3セット(2セット目の8回目がかなりきつい、3セット目は足で勢いつけてギリギリ7回)
懸垂逆手を1分インターバルで8回*3セット(2セット目の6回目からかなりきつく、足の勢い必要。3セット目はそこまでしても7回)
今回は幸い人に怪我もさせず、自分も怪我をせずにすんだので、もっと集中して怪我無く楽しめるようにしたいと思います。せっかく目標も定まってテンションも高いので、これを阻害する要因はなるたけ排除したいですね。