boulder competition ボルダリングジャパンカップ

ボルダリングジャパンカップ 茂木大会 最高に楽しかった

週末は金曜日の夜発の飛行機で長崎に行ってボルダリングジャパンカップ(以降BJC)茂木大会に出場してきました。

ジャパンカップと言うと物凄い出場するためのハードルが高そうですが、クライミングはマイナースポーツなので(僕にとっては幸いなことに)エントリーすれば誰でも出ることが出来ます。クライミングを始めたときからいつか出てみたいと思っていたのですが、秀さんの「出ちゃえばいいじゃないですか」という一言に背中を押されて出て来ちゃいました。

結果としては1完登2ボーナスで決して良い成績とは言えませんが久しぶりに全力で課題にぶつかって完登を目指す、そんな登りをすることが出来てよかったです。


動画は全部安間くん。これあげちゃっていいのかな?まずかったら誰か教えてください。安間君から許可もらいました。ありがとー!

予選1課題目 OS
 
 唯一登れた課題。全部がボテで構成されていてAXISのボテのフリクションの良さに驚く。3級ぐらいか?

予選2課題目 x
 
 ボリュームのあるホールドを保持して飛び出す課題。保持力不足で1手目を取って大勢を起こすことが出来ず、2手目に飛び出せなかった。

予選3課題目 ボーナスのみ
 
 ほとんどボテで構成された課題。課題に対応するのに時間がかかってしまったのでボーナスを取るまでが精一杯だったけど、時間があれば完登できそう。

予選4課題目 x
 
 今まで触ったことのないホールドだけど、意外とフリクションはある。ただ、スタートからかなり苦しくて2手目を止めるも全く動けず。スタート、1手目ともに一部凹みがあってそこをおさえて保持するのがポイントっぽい。おそらく予選最難。

予選5課題目 x
 
 スタートの部分に戸惑ってなかなか上に進めず。これももう少し時間があれば登れただろうけど、5分の間では登ることが出来なかった。一応ボーナスを取りに行くところまでは手を出したけど既によれててフォール。

感想
 出場している選手の大半が自分よりも圧倒的に強いことが明らかだったので逆にリラックスして参加することが出来ました。最近のコンペではつい力の配分とか課題の選別(どの課題は登らないと進出出来ないとかどの課題は登らなくてもいいやとか)に頭を回してしまっていたので何も考えずに登りだけに集中出来たのは久しぶり。

課題についてはボテだらけで偏り過ぎ、とか批判もあるようだけれど、ワールドカップの動画を見ていて自分もあんな課題を触ってみたいな!と思っていた僕としては憧れのボテ課題(笑)を触りまくる事が出来て凄く楽しめました。あとは直球勝負の保持系のみだと僕は全く手が出せなかったと思うので、体の使い方や力のかけ方で手を進める事が出来るこうした課題はそういう意味でも楽しむことが出来ました。

今までただ想像して憧れていただけの場に自分が選手として出場し、スタートすら切れないんじゃないかと思っていた課題郡を一つでも完登でき、2つは時間があれば登れると感じ、また全く登れずに打ちのめされた事は各課題たったの5分のことでしたがとても貴重な体験をすることが出来たと思います。もし、出場しようか悩んでいる人がいたら絶対に出場しちゃったほうがいいです。

あ、もし初出場する場合出場順番がかなり後の方になるので暇つぶし道具は多めにあったほうが良いです。僕は32番目に出場で受付は12:15、登り始めたのは17:00頃と約5時間ほど待ちました。通信機器は持ち込めないのでipodとか本とかですね。当然アップ用の壁があってじっくり時間をかけることが出来るのですが、かなり混んでるし、ずっと登っているわけにもいかないので。

弱点
 改めて付きつけられた自分の弱点としては単純に保持力が弱いということ。特にピンチ。これは焦っても一朝一夕にはつかないと思うし故障しやすい部位だと思うので徐々にトレーニングをしていく。あとは体の使い方のバリエーションが少ないということ。大別すれば正対とカウンターの2種類かもしれないけれど、力の入れ方はそれだけじゃなくてちょっと上にあるホールドを上にむかって引かなきゃいけないこともあるし、ラップするのか、ピンチするのか、次のホールドはどう持つのか。もっといろんな種類のボルダーの課題を登らないといけない。

体調管理
 今回は特に食事やサプリは意識せず、少し炭水化物を多めにする、ちょっと長めに風呂に入ったりサウナにいって汗を流す、程度に抑えました。結果としては各課題かなりの回数トライしたにも関わらず最後までよれた感じ無く登る事ができました。また、最近はコンペ後に体調を崩してしまうことが多かったのですが今回はそんなこともなく(かなりの疲労感で日曜日はぐったりでしたが)通常の生活にもどることが出来ました。
 これがベストだとは決して思わないですが、コンペでは短時間のベルトコンベアであっても自分が思っている以上に体力を消耗し体に負担がかかっているようなので枯れた状態で出場することが無いようにこれからも意識していこうと思います。

なにはともあれ最高に楽しいコンペでした。
運営に関わる全ての方、出場した皆様、ありがとうございました!

画像
https://picasaweb.google.com/118015277095976380996/20120225BJC?authkey=Gv1sRgCLODhuGmuMaEGA

リザルト
ボルダリングジャパンカップ茂木大会 男子リザルト

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