2014 ボルダリングジャパンカップ メモ

トレーニングフェーズ移行しました。

6月頭に行われるリードジャパンカップまでもう残り3ヶ月弱。
1月に日本選手権が終わってからリードジャパンカップに向けてトレーニングを開始して、まだ始めたばかりのような気がしますが、2ヶ月経つのはあっという間ですね。そのあっという間の1日1日を僕は有効につかえているのかなー。

2月にスタートしたトレーニングもちょっと足が出たけれど3月頭に終了して次の内容にチェンジ!早速新たな刺激で体ボロボロですが楽しいな〜。

ボーっと過ごしても1日。しゃかりきに過ごしても1日。
毎日集中して目標目指して頑張ります。

この後は文章書きたい欲が高くてあまりまとまっていない内容をダラダラ書いているので忙しい方は読み飛ばしてしまって良いと思います。

さて、2月末に出場したボルダリング・ジャパンカップ(以降BJC)はこれまでのコンペで最も成績が悪いコンペとなってしまいました。というかほぼ最下位だったので今後これ以上悪くなることはないかな(笑
その原因は登るべき2課題(1課題目と5課題目だったので以降1,5番と呼びます)を完登することが出来ず、全ての団子の下になってしまったこと。

1,5番が何故登れなかったのか。
トータルのクライミング力が低かった、つまり弱いから登れなかった。
それはもちろんそうなのです。

強さの上限があがれば下限も自然と引き上がります。
1級登れる人はどんなに調子が悪くても5級は登れるでしょうし
五段が登れる人にとって初段はアップ課題でしょう。

今の僕には1,5番を調子問わずで登る実力が無かったのです。

じゃあこの日調子が悪かったのかというと悪くなかったです。
むしろ体重的にもきちんとコントロール出来た良いといっていい状態でした。
では何故登れなかったのか。

調子が良かったのに登れなかったんじゃ本当にただの実力不足だ、
という話もあるとは思うのですが、とりあえずそこは置いておきます。
どんな結論が出ようと常に今より強くなることを目指してトレーニングをするので
弱いから登れなかった、とは別の原因を考えました。

今回BJCに出るにあたって僕は一つの決断をしました。
それは

「コンペに出場するからといってリードジャパンカップに向けた練習を妥協しない」

という事です。
僕の目的はリード・ジャパンカップで5位以内に入って日本代表のB代表枠を獲得し、ワールドカップに出場することです。
そのために行う練習が他のコンペで上位になるためにマイナスの要素が多いとしてもそれは受け入れると言うこと。実際にBJC2日前にもトレーニングをしました。
2014年の1〜6月の間に出場するコンペでリード・ジャパンカップ以外のコンペはあくまでも自分が強くなるために出場するコンペ、つまり練習の一貫です。その日トレーニングをするよりもコンペに出るほうが効果的だと思った時に出場することにしています。僕はコンペが好きなので出ることがそもそも楽しいというのもあります。また、普段の練習とは違った刺激を受けることが出来てモチベーションもとても高まります。

しかし、このことが肉体的な面(主に疲労感)以上に精神的な部分でBJC出場に対して悪い影響をあたえてしまったと思っています。
大きなコンペに出場するわりには驚くほど僕はリラックスしていました。この大会は練習なんだ、色々な課題を楽しんで吸収して帰れば良いんだ、という思い、それがリラックスしすぎて緊張感の無いメンタルを作ってしまいました。

その結果がボーナスを取るところからマシンガントライ、とれた後もホールドを見落として完登出来ないなどトライ精度の低さやミスに繋がりました。トライ回数が増えるということは疲労するということで、最終課題では集中力が高まっていたにも関わらず既に疲労感が強く完登することが出来ませんでした。

3月に2個、4月に2個、5月に1個、6月にジャパンカップとここからコンペの多い時期に突入します。
一つ一つの勝負を決して捨てること無く、全て優勝を目指すために出場します。
ですが、やはりトレーニング量を減らしてコンペにむけて調整するということもしません。

全ては輝く1手を止めるために!
ワクワクですね!

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