[climbing] プロジェクト トウフックとスリッパと大ちゃん
中野島にでも行ってTSUNAMIにトライしたかったんですが、ビレイヤーが見つからなかったので断念。最近心はリードに向かうばかりです。
結局、モリモリが仲間と一緒にプロジェクトに行くというので便乗。
結局ほぼ全ての時間を赤テープへのトライに費やして、出来た課題はひとつだけ。相変わらず辛い。
後は、プロジェクトで登ってると凄い勢いで腕がヨレる気がする。少し遠めのホールドを掴んで、かぶった壁を登るから知らず知らず普段より使ってるのかな。出来れば平日も通いたいんだけど、いかんせん片道1時間だからなぁ・・・・。悩ましい。
ひょんな事から小山田さんが課題を作ってくれて、最後の1時間半はつきっきりで課題作ってもらいつつ教えてもらいつつ、という感じだった。世界トップクラスのクライマーがこの距離感でいる、というのは凄いことだと思う。テンションうなぎのぼりで作ってもらった課題にどんどんトライするも、5つ作ってもらった課題のうち3つ完登、二つは終了点タッチ落ち。宿題がどんどん増える。
とっつきにくそうな人だと思ってたんだけど、実際に話してみると物凄く話しやすくて自然体の人だった。それに、結構イイカゲンでおちゃめ。コンペにみんな出たらいいのに、と言いながらいつやるのか、何時からやるのか良く知らなかったり。
課題を教えてもらっていた時に、トウフックの箇所を実際にやって見せてくれた。
靴下にスリッパ履いたままで、あんなままトウフック決められるのか・・・・と見ていたら
世界の小山田大が僕の目の前でスリッパすっぽぬけて落ちた。
世界ランキングで1位になっちゃうような人が関東で一番凄いジムの片隅の赤テープぐらいかな、という課題で
スリッパすっぽぬけて落下した
っていうぐらい、接しやすくて良い人。
赤テープのグレードが物凄い辛くて幅広い事について質問したら、一番人口が多いグレードである事と、体格で体感グレードが大きく変わっちゃうから意図的に幅広くしてるんだって。辛い点に関しては特に答えなかった。
ほんで、ジムではグレードにこだわらずに出来ないムーブ、苦手なムーブを習得するために登る事を意識したら良い、と言っていた。これには凄く納得。しばらく嫌いな課題を意識的に登ろうっと。