boulder mountaineering 安達太良山 安達太良山
安達太良山欲張りツアー前編(ボルダー編)
2016/07/01
10/18
Krimpのお客さんに誘われて久しぶりの山へ!
それだけでもワクワクだったんですが、どーせなら岩も触りたいねーってことでボルダーエリアもあるという話の安達太良山に行ってきました。
なんと今回はあわわも初同行!ついに軽登山靴も購入してこれはいよいよ夫婦登山スタートなるか!?
前夜祭の生ハム祭。ちょっと祭りすぎて脂にやられました(^_^;)
1日目
東京を早朝に出発して一路安達太良山の沼尻駐車場へ!ICを降りてから沼尻駐車場までコンビニなどが全く無く、こじんまりとした雑貨屋さんでその日の食料を調達。お店の人が逆に驚いてた(笑
あまり深く考えずに駐車場写真に写っている登山道をサクサク進む。
(実はこっちは遠回りで左側にある道を進んで川沿いを行ったほうがアプローチしやすいです)
しばらく進むと一端平らな場所に!どっちを見ても雲ひとつ無い青空が広がり紅葉した山肌とのコントラストが最高!
眼下に広がるのはいかにも温泉地帯っぽい枯れた谷底。標高はそれほど高くないのですが、地肌丸出しの茶色に川底の白と独特の色合い。
温泉が混じった川の水は乳白色でほんのり暖か。秘湯があるという噂に期待していたのですが、さすがに河の温度は低すぎてとても入れる感じではなく、どうやって入るのやら?
ネットで調べると安達太良山のボルダリング動画や情報はたくさん出てきます。ただ、エリアの趣旨としてはトポなどは作らず、よって課題のラインやグレードなども決めず、みんながそれぞれ仲間内で楽しめたらいいよね、的な岩場のようです。(説明めっちゃはしょってるので意味が通じなかったらすみません。普通にGoogleとかの検索結果をいくつか見ていただければ理解していただけると思います)
なので今回は僕も岩場に開拓しに来たような気持ちで登ろう、気に入った岩を探して好きなように岩を登ろうと思ってこの岩場を訪れました。多少知ってしまったラインこそあれ動画は見ないようにしました。登れそうな岩を探して登りたいと思った場所を登る。この原点に帰るような行為は今までのトポを見て、ラインを探して、グレードを元にホールドを想像して、スタートからゴールに至るというボルダリングとは全く違った達成感と喜びに満ちていて、とてもとても楽しかったです。こうしたブログを書いている立場からすると矛盾するようですが、情報が溢れて知らないことが難しい今だからこそこのエリアはそうした原点に立ち返りやすいエリアとして今後も存続して欲しいと思います。
というわけでこれ以降の写真には僕が登った岩の写真がいくつもアップされています。グレードやラインへの言及はしていませんが初めて見た岩を登るという喜びが少なからず失われる可能性がありますのでその点はご了承下さい。
閑話休題
尾根の方に目を向けるとおそらく100岩に掲載されている胎内岩が!クライマーらしき人影も見えました。あんなところで登れたら最高に気持ちよさそうですね!
とりあえず一番最初に出会ったアップしやすそうな岩に取り付く。
まるで日本じゃないみたいな景色にただ岩を触っているだけでテンションが上がります。
アップが終わったらランチタイム♪ 谷あいを吹き上がってくる風が冷たかったですが、障害物の影に隠れていればポカポカでした。
冒頭の写真にも使った「ただ立ってるだけでめっちゃカッコイイ写真が取れるポイントその1」(笑
ようやくリップに到達。上部がどうなってるかも知らないのでドキドキ。
結局探しては登り探しては登りで日暮れまで動きまわって大満足。暗くなる前に帰ります。
帰りは川沿いを歩いて駐車場に向かったのですが、ところどころこうした箇所があります。
「立ってるだけでカッコイイ写真が取れるポイントその2」
素敵です。
カメラを構えるKさん。カメラを構えてるところって格好いいですよね。
夜は翌日に備えて喜多方ラーメン!久しぶりのラーメン美味しかった♪
2日目
日の出と共に出発してのんびり安達太良山周遊コース。
最初の登りがドロドロの急登でハードでしたが登り切ってからはなだらか。高度の割に視界が開けていて非常に快適な登山道でした。
この日のメインの一つ!川沿いの秘湯!大自然に囲まれながら入る温泉はとにかく最高でした。