徳島県 日和佐の岩場
川遊びした後はやっぱり海でしょ!っていうわけではないですが徳島県の端っこのそのまた端っこにある日和佐の岩場に行ってきました。ここはアプローチがかなり難しいらしく、最後の人家がある場所から一山越えて海岸に出て、そのシーサイドに一角にあります。
ただ、それだけアプローチが大変にも関わらず、シーズンになると毎週のように人が訪れているそうです。地元の方達の間でもそこにクライマーが集まっているのは知られているみたいですね。
今回はたまたま縁あって釣り人の送迎と同様、海側から船で送っていただき海からアプローチしました。釣り人の送迎と同様お願いすれば送ってもらえるかもしれません。
クライミングをしにいくにも関わらず、まさかの船アプローチ。初体験です。送っていただいた釣り場から岩場への道は鎖がFIXされていたりしたので、地元の方達は船でのアプローチはメジャーなんでしょうかね?
到着した場所から辺りを探索すると、ブログで見たことがあるような崖の割れ目に到着。巨大なチョックストーンが特徴的ですね。奥に入っていくにはこのチョックストーンの下を通過しなければならず、ありえないとは思いつつも緊張します。
中から入り口を見るとこんな感じであまり落ち着きがいいとは言いがたい感じ。この日は非常に波が強いらしく、崖の中は全体的に湿っていてちょっとした移動もちょっと緊張しました。
岩の割れ目を抜けて海沿いのフェースにもいくつかルートが開拓されています。この部分は日差しがもろに当たるので灼熱で、いるだけで体力が削られる感じでした。城ヶ崎と同様冬はポカポカ陽気の素敵な岩場という感じですね。
この岩場のメイン、サウダージ(5.12b/c)周辺。見るからにどっかぶりガバガバで登りたくて仕方ないんですが、あまりに波が荒いのと暑いのとで断念・・・。今度は冬に来たいですね!結局この日は潮騒エクスタシー(5.10b)をアプローチシューズで登って終了。
帰りは寄り道して周辺の崖を紹介していただく。
こんな穴とか崖があったり
こんな巨大なドームがあったり。
この海岸沿いは真面目に開拓したら一大エリアが完成するんじゃないかという感じですね。
是非地元の方々に頑張っていただきたい!